Fw大久保嘉人
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Jリーグ 川崎フロンターレのFW大久保嘉人(33)が10月11日、自身のインスタグラムを更新し、高校以来14年ぶりという丸刈り頭姿を公開した。子ども達とともに丸刈りになった写真を掲載しつつ、その理由について、妻の莉瑛さんが夏に病気にかかり、これから抗がん剤治療が必要になるためと報告した。
「今年の夏、妻が流産してしまい、胞状奇胎だったということがわかりました。手術もしましたが、術後の経過が順調じゃなく入院しての治療が必要になりました。奇胎後hcg存続症というみたいですが、この病気には抗ガン剤治療が必要みたいです。抗ガン剤の副作用で髪が抜けるかもしれないと聞き、そうなると妻がショックを受けると思いました。これからの入院や治療への不安を少しでも和らげれたらなぁと思い、子ども達と相談して坊主にしてみました。」
と告白。
莉瑛夫人は、大久保の中学時代の恩師の長女で、国見高校(長崎県)時代から交際し、Jリーグ セレッソ大阪に所属していた2004年12月に結婚している。
胞状奇胎と治癒率
名古屋大学医学部産婦人科のサイトによると、胞状奇胎とは、昔は『ぶどう子』ともよばれた疾患で、妊娠した子宮内にぶどうの房のような外観の“つぶつぶ”が多数存在する病気で発生原因は明らかではない。
胞状奇胎妊娠のうち、10-20%は侵入奇胎を発症し、1-2%は悪性の絨毛癌へと移行する。侵入奇胎、絨毛癌とも抗癌剤が非常によく効く病気で、抗癌剤による化学療法が治療の中心となる。
侵入奇胎の場合は1剤あるいは2剤の抗癌剤の併用による化学療法で名古屋大学産婦人科では100%の治癒率で子宮や卵巣を手術することなく、化学療法のみで治癒可能な疾患だという。
これに対して絨毛癌の場合は初回から強力な多剤併用化学療法が必要であることが多く、難治症例には子宮摘出術や転移病巣の手術を含めた集学的治療もおこなわれています。時には脳転移病巣に対しては放射線治療を併用することもあるという。
絨毛癌の治癒率は一般に80-90%程度であり、再発・死亡するケースも存在するとされていますが、名古屋大学産婦人科では絨毛癌であっても1990年以後は90%以上が治癒しているという。
link:名古屋大学産婦人科

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