山川恵津子さんとのユニット「東北新幹線」で2007年にアルバム「THRU TRAFFIC」をリリースした鳴海寛さんに死去の報。


近年のシティ・ポップや昭和歌謡の再発掘ブームの火付け役ともいうべきディスク・ガイド本『Light Mellow 和モノ669』に紹介されて以来、中古市場でも高騰している激レア盤であり、’07年のCD化再発に際しては、同ディスク・ガイド本を監修した金澤寿和氏が「シンボル的作品」とライナーノーツに記すなど、今やひとつの頂点と位置づけられる作品が、この東北新幹線『THRU TRAFFIC』(’82年作品)です。東北新幹線は、後に山下達郎バンドへの参加やfrascoというユニットで活躍する鳴海寛と、作編曲家/プロデューサー/キーボード奏者として、小泉今日子をはじめとした多くのアイドル作品や山下達郎『COZY』、竹内まりや作品などに関わっていく山川恵津子が、そのキャリアの初期にヤマハの肝煎で結成したデュオ。
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鳴海寛さんは1958年3月20日東京都生まれのギタリスト。
1976年、作曲コンテストに入賞してCM音楽でプロ・デビュー。1982年、山川恵津子とのデュオ・ユニット「東北新幹線」でアルバムデビュー。以降、山下達郎のツアー・サポートの他、中山美穂の楽曲の作曲・編曲も手掛けた。

[蒼氓 featuring 鳴海寛]
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