創価学会の原田稔会長(74)は2016年に任期(5年。現在2期目)を迎える。前任の秋谷栄之助元会長は75歳で会長を退いており、年齢的にも原田氏は交代という見方が強い。次期会長の有力候補は谷川佳樹事務総長と正木正明理事長の2人と目されている。

創価学会に詳しいジャーナリスト・乙骨正生氏が語る。
「谷川氏は原田会長と同じ東大出身で組織運営に長け、自民党寄りで知られるホープ。対する正木氏は学会主流派の創価大出身で自民党とは距離がある。次期会長には原田会長が推している谷川氏が本命視されているが、正木氏は池田大作氏の長男・博正氏(副理事長)の世話役を務めて池田ファミリーに近く、逆転の可能性もまだ消えていない」
(週刊ポスト2015年10月16・23日号)

自民党との連立解消も視野に入れていた正木正明理事長と、”連立維持”派で集団的自衛権行使容認もやむなしと考える谷川佳樹副会長(事務総長)が次期会長の座をめぐって争っていた。
エキサイトニュース-リテラ 2015年8月12日

創価学会は、この後、11月17日、正木正明理事長を交代させ、長谷川重夫庶務室長が理事長に就任した。

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