森友疑惑のキーパーソン「安倍昭恵夫人付き」谷査恵子氏がイタリアから経産省本省に栄転 | 文春

3年前まで安倍昭恵総理夫人付き職員を務め、森友学園の国有地売却問題疑惑が発覚した後の2017年8月に在イタリア大使館一等書記官に就任していた経産官僚谷査恵子氏が今月の人事で経産省本省に戻っていたことが「週刊文春」の取材でわかった。
谷氏の海外赴任は、森友問題の追及を逃れるためだと指摘されていた。

経産省関係者が明かす。
「表沙汰にはなっていませんが、実は谷さんは8月3日付の辞令で経産省の産業技術環境局国際室に異動になりました。役職は筆頭課長補佐で、ノンキャリアの職員としては栄転と言えます」
谷氏は、経産省から出向する形で、安倍昭恵夫人付きの職員となり、森友学園の国有地取引を巡る問題では、自ら財務省に問い合わせ、籠池泰典理事長(当時)にFAXでその結果を連絡していた人物。森友問題を巡っては、安倍晋三首相が「私や妻がこの認可あるいは国有地払い下げに、もちろん事務所も含めて、一切かかわっていない。私や妻が関係していたということになれば、私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめる」と国会で答弁しており、谷氏のFAXが昭恵夫人の関与を示すものではないかとして、昭恵夫人や谷氏の証人喚問を求める声があがった。
しかし、谷氏は、森友問題の渦中だった2017年8月にイタリアに異動。経産省は異動と森友問題は「全く関係ない」と説明していた。
帰国した谷氏が、森友問題について説明するのか、注目される。
経産省に事実確認の書面を送付したところ、谷氏の異動について「事実です」と回答した。
https://bunshun.jp/articles/-/39723

谷査恵子さんは、大教大附属天王寺高校から東大文学部へ進学したが、
『管理職にはなりたくない。現場で働きたいと希望し、ノンキャリア試験を経て経産省へ入省した』
経歴の持ち主という。
http://agora-web.jp/archives/2025289.html

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