2014年4月15日に生活保護費を不正受給したとして詐欺の疑いで大阪府警警備部に逮捕された、市民団体「友だち守る団」(2013年5月解散)の林啓一元代表が9月8日、自身のツイッターで、
『今回の事件を機に、これまで関西で共に闘ってきたカウンターの方々と一線を画して、今後どのようにあるべきかを考えたいとおもっています。最後にもう一度みなさんに。ご迷惑をおかけして、すみませんでした。』
とのコメントを発表した。
林元代表は凛七星と名乗り活動、「在日特権を許さない市民の会(在特会)」などの右派系市民グループに対抗するためとして、「友だち守る団」を結成、在特会などがデモを行う場所に行き、非難の言葉を浴びせていた。
【声明文①】まず8月22日に大阪地裁で判決が確定した事件について、わたしからの声明が遅れたことと、事件のことで多くの方々に、ご迷惑と心労をおかけしていることに深謝いたします。本日、ここに至るまで声明を出せなかったことに甚だ忸怩たるおもいで過ごしていました。
— 凛七星 (@geillrim) 2014, 9月 8
【声明文②】当初は逮捕拘束されてからの接見禁止が一時的に解けたとき、ともかく速やかに声明文を出そうとしたのですが、支援してもらっていた仲間たちからの「状況がよくない。もう少し事態の推移を見てから」という意見に保留を決めました。 その後も諸般の事情により、何度も声明を先送りする
— 凛七星 (@geillrim) 2014, 9月 8
【声明文③】りすることになりましたが、そのためさらに事態の悪化を招いたのではと反省をしています。なぜ、そのようになったのかは保釈後の体調が著しく悪化して治療に専念していたこともありますが、大阪府警公安警備課のカウンターに対する姿勢にも影響が出てくるであろうという判断のためでした。
— 凛七星 (@geillrim) 2014, 9月 8
【声明文④】しかしながら、こちら側がどれほど注意警戒をしようとも、当局の判断や方針はなかなか変わりません。そこで、やや遅きに失した感はありますが、区切りをつけるためにメッセージを出すことを決断した次第です。今回は、ともにカウンター活動を行っている方々、様々な形でレイシズムと闘って
— 凛七星 (@geillrim) 2014, 9月 8
【声明文⑤】みなさんに、大変なご迷惑とご心配をおかけしました。申し訳ありませんでした。本来ならお詫びとともにネット上で根も葉もないデマや作り話が横行しているため、事件についての詳細をいろいろと説明すべきところですが、わたしからは諸事情もあり、いまのところ差し控えたいとおもいます。
— 凛七星 (@geillrim) 2014, 9月 8
【声明文⑥】ただし、お会いして話せる方たちには、現在できうる限りの話はさせていただきます。 いずれにせよ、わたしの事件は公安による差別主義、排外主義へのカウンター活動に対する圧力の示威行為だと言えます。わたしの保釈直後にあった男組メンバーの逮捕も同様です。今後、関西の当局が
— 凛七星 (@geillrim) 2014, 9月 8
【声明文⑦】どのように動くのか、カウンター行動をする方たちは注意と警戒を怠らずに、そしてどのような弾圧的行為があろうとも、ひるまず怖れず、勇気と信念を持って、がんばってくださることを願っています。わたし自身については今後の生活を立て直すとともに、今回の事件を機に、これまで関西で
— 凛七星 (@geillrim) 2014, 9月 8
【声明文⑧】共に闘ってきたカウンターの方々と一線を画して、今後どのようにあるべきかを考えたいとおもっています。最後にもう一度みなさんに。ご迷惑をおかけして、すみませんでした。 凛七星
— 凛七星 (@geillrim) 2014, 9月 8