現在開催中の東京国際映画祭(2014)のキャッチコピーが一部の人達の神経を逆撫でしている。
コピーは「ニッポンは、 世界中から尊敬されている映画監督の出身国だった。お忘れなく」というもので、
ラッパーのECDさんは「否定的だけじゃなく肯定的な評価を付与するのもレイシズム。」と延べ、キャッチコピーをキモすぎると斬り捨てているほか、「あんにょんキムチ」(1999)の松江哲明監督や「かぞくのくに」(2012)のヤン・ヨンヒ監督、精神科医の香山リカ氏らも苦言を呈している。
東京国際映画祭は好きだけど、このコピーは最低だと思います。個人の業績を国に重ねるのが最近の流行だけど、みっともないことだと思う。“@molmot: 黒澤自身はニッポンに不満たらたらだったことも、お忘れなく。 pic.twitter.com/APbRqgJUP6”
— 松江哲明 (@tiptop_matsue) 2014, 10月 26
@tiptop_matsue @molmot これってホントに映画祭側発信のコピーなんですか?”勘違い愛国者”の落書きじゃなく?マジ???
— ヤンヨンヒ (@yangyonghi) 2014, 10月 26
枡野浩一氏の短歌「野茂がもし世界のNOMOになろうとも君や私の手柄ではない」”@tiptop_matsue: 東京国際映画祭は好きだけど、このコピーは最低だと思います。個人の業績を国に重ねるのが最近の流行だけど、みっともないこと pic.twitter.com/1C3gPCSOWi””
— 香山リカ (@rkayama) 2014, 10月 26
世界的に尊敬うんぬん国際映画祭の例のコピー、言わんとする内容のキモさには完全戦慄なんだけど、「お忘れなく」のドヤ感なんなんだ?忘れられてることになってる監督にも観客にも何重にも失礼ですげえな
— 味噌 미소 (@nmngr20) 2014, 10月 26
ミュージシャンがウヨったりするのは個人がそうなっちゃたって話だけど国際映画祭となるとまた次元が違う気がする。
— ECD (@ecdecdecd) 2014, 10月 27
これはキモい。キモすぎる。否定的だけじゃなく肯定的な評価を付与するのもレイシズム。
— ECD (@ecdecdecd) 2014, 10月 26