共産党の志位和夫委員長が9月19日、来年7月の参院選で、独自候補擁立にこだわらず、民主党など他野党と連携し、安全保障関連法廃止と安倍政権退陣を目指すと表明し、他党に協力を呼びかけた。
民主党の岡田克也代表が前向きな姿勢を示す一方、金子洋一参院議員は20日、ツイッターで「共産党などとの協力には大反対だ。根本的な考え方が違う。」と反対意見を表明し、長島昭久元防衛副大臣が同意と思われるリツイート。
長島氏は民主党ながら今回の安保関連法について、賛成の立場を明らかにしている。
抑止力の維持強化とともに、平和外交に徹し、この安保法制が文字通り「戦争法」でないことを天下に示さねばならない。それは、発足当時多くの憲法学者から「違憲」と断定され、国民の多くから税金の無駄遣いと罵られた自衛隊が、数十年かけて合憲の存在として国民の信頼を勝ち得たように・・・
— 長島昭久 (@nagashima21) 2015, 9月 20
共産党の志位委員長の呼びかけ
「国民連合政府」について「共産党アレルギー」をお持ちの方もいるかもしれません。私たちも「アレルギー」をなくすべく努力します。同時に、「アレルギー」を乗り越えて力を合わせることを呼びかけます。 過去を乗り越え、「戦争法廃止、立憲主義回復」という国民的大義で、未来のために団結しよう! — 志位和夫 (@shiikazuo) 2015, 9月 22
昨日の「提案」を各紙が「選挙協力呼びかけ」と報じていますが、単なる選挙協力ではありません。「戦争法廃止の国民連合政府」をつくることが「提案」の要です。 戦争法廃止、立憲主義回復のためには、実行する政権が不可欠。それをつくる本気の覚悟がなければ安倍自公政権を倒すことはできません!
— 志位和夫 (@shiikazuo) 2015, 9月 20