プロ野球の巨人、ロッテで活躍し、現役引退後はロッテ監督、巨人のヘッドコーチなどを歴任した山本功児氏(64)が4月23日、福岡県北九州市内の自宅で肝臓ガンのため死去した。
当球団OBで、1999年から2003年に監督を務められた山本功児氏が4月23日(土)午後1時41分、肝臓がんのため亡くなられました。ここに故人のご冥福をお祈りし、謹んでお知らせ申し上げます。 https://t.co/BPv99r6LUT #chibalotte
— 千葉ロッテマリーンズ公式アカウント (@Chiba_Lotte) 2016年4月23日
山本氏は長男でDeNA育成選手の武白志(むさし=18)君が九州国際大学付属高校へ進学したことを機に、福岡県へ妻と共に移住していた。
中学卒業後、お父さんの法大時代の先輩・若生監督(現埼玉栄)が率いる九州国際大付へ進学。だが、初めての寮生活に馴染めず一時体重が15キロ近く減った。そこで立ち上がったのが父・功児氏。妻と2人で福岡への「移住」を決断した。「俺はもう、どこに住んだっていいんだよ。息子が困っているんだったら近くに住もうと。ただそれだけだよ」。事もなげに言うが、子供のためとはいえ生活の拠点を見知らぬ土地にパッと移すなんて、簡単にはできないことだと思う。だが、寮を離れ両親の元から通うようになった息子の体重は、すぐに戻ったという。決断は正解だった。
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/08/07/kiji/K20150807010889220.html