松山千春、笑福亭鶴瓶、宝田明など、芸能人たちが、安保法制絡みで続々と意見表明を始めている。

松山千春「安保法制は憲法違反だ」 

7月3日に札幌市で行わた松山千春コンサートに出席した人の話によると、コンサートの中で千春は、最近の政局に触れて、「閣議決定された安保法制は憲法違反だ」と発言し、憲法9条と、憲法の尊重擁護を定めた第99条をそらんじながら、どうして憲法違反なのかを説明したという。 さらに「集団的自衛権に前方支援も後方支援もない。自衛隊は「専守防衛」と災害救助の組織だ。アジアやアフリカの教育や貧困の排除のための支援こそが積極的平和主義」と語ったとのことだ。

via 札幌圏ネットニュース(SNN)

笑福亭鶴瓶「安保法案あかん」

鶴瓶「安保法案あかん」
2015/8/7 中日新聞夕刊

笑福亭鶴瓶が、東海テレビのドキュメンタリー番組収録で「安保法案には断固反対」を明言した。「笑いが自分の本分」と考え、政治問題に関わるのは避けてきたが、安倍政権が衆院での強行採決に踏み切ったことで「もう人任せにしてたらあかん」と決意したという。

「笑いが自分の本文」と考え、政治問題に関わるのは避けてきたが、安倍政権が衆院での強行採決に踏み切ったことで「もう人任せにしてたらあかん」と決意したという。 東海テレビが15日の終戦記念日に向けて計6回の放送を予定する「70年樹木希林ドキュメンタリーの旅」の収録のうち、大阪市内で行われた樹木との対談が、鶴瓶にとって「これまで放送で言おうと思ったことは一度もない」という政治的発言の場となった。以前に本で読んだ日本への引揚者の逸話を紹介した鶴瓶は「母親が病気で歩けなくなったわが子を一緒に逃げるほかの人たちの足でまといにならないように『ごめんなー』ゆうて首を絞めたそうです。普通じゃなくなるのが戦争。戦争は絶対にしちゃだめ」と力説した。その上で、怒りの矛先を安倍政権に転じ「違憲と言う人がこれだけ多いにもかかわらず、なにをしとんねん」と安保法案の強行採決を批判した。「民主主義で決めるんなら、多いほうを取るべきですよ。変な解釈して向う(戦争)へ行こうとしてるんですけど、絶対あかん」と言い切った。

宝田明「安倍さんに申し上げます。もう白旗をあげなさい」

俳優の宝田明が終戦70年の節目に合わせて8月6日、東京の日本記者クラブで会見し、みずからの戦時中の体験などを踏まえ、安全保障関連法案について、平和憲法が風前のともし火の運命にあると感じているなどと語りました。 会見で、安全保障関連法案について、「平和憲法は日本人が作り上げてきた世界の宝だと思う。ウイスキーのように大事に寝かせて芳じゅんな香りを醸し出さなければならないのに、だんだんたがが外れて樽の上からにじみ出ている。国会が終わったら大地に埋もれてしまう、風前のともし火の運命にあるのではないか」と述べました。また、4日には、広島市でおこなわれた原水爆禁止世界大会開会総会で、来賓あいさつに立ち、

「きな臭い世の中になっている。日本は被爆国であり、憲法第9条を持ちながら、それがなし崩し的にどんどん大地の中に埋もれていくような危うい時期にさしかかっています」 「今、日本国中で夜も寝られないで考え込み悩んでいるのは、おそらく安倍さんではないか。果たして今回の一連の戦争関連法案が良かったのかと」 「安倍さんに申し上げます。もう白旗をあげなさい」などと話した。

via しんぶん赤旗

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