自民党の国防部会は11月17日、有事の際などに一時的に自衛官として活動する予備自衛官などの雇用を増やした企業に対し、法人税控除を行う税制改正の要望案を了承した。(日テレNEWS24,2015年11月17日 )
予備自衛官
予備自衛官とは、ふだんは社会人や学生としてそれぞれの本文を持ちながら、一定の日数の訓練を受け、有事の際には、防衛招集や災害招集などに応じて自衛官としての任務に就く“非常勤の自衛隊員”(非常勤の特別職国家公務員)。訓練や招集に応じて手当が支給される。
北海道で「パーラー太陽」というパチンコチェーン店を経営する太陽グループという企業が、即応予備自衛官を警備隊員として採用し、安全確保に取り組んでいるそうです。
パチンコ店には特殊な機械を用いてパチンコ玉を不正に出すゴト師と呼ばれる集団が入り込むことがあります。また近年、全国的に拳銃発砲事件や置引き、暴力行為などの犯罪も増え続けています。太陽グループでは、このような犯罪からお客様と社員を守ることが最も大切なことだと考えました。そして、平成10年4月より即応予備自衛官によって構成された警備隊を組織し、安全確保に正面から取り組んでいます。さらに、凶悪化する犯罪に立ち向かい、より安全にお楽しみいただけるホール運営のために平成14年9月、北海道公安委員会の認定を受けた株式会社太陽ミリタリーセキュリティとして独立しました。
http://www.taiyogroup.jp/about/military/