共産党の小池晃参議院議員が8月11日の参院平和安全法制特別委員会で、独自に入手した自衛隊内部文書を示し、防衛省統合幕僚監部が法案審議が始まった5月に克明な実施計画を練り、「ガイドライン及び平和安全法制関連法案を受けた今後の方向性」を検討し、最も早いパターンとして「2015年8月に法案成立」、「2016年2月に施行」を想定したスケジュール表を掲載していると指摘、問題視した。 小池議員は法案成立を待たずに統幕が勝手な検討をするなど「軍部の独走だ。絶対に許されない」と追及、質疑を途中で打ち切って散会した。
今日の参議院特別委員会で暴露した自衛隊・統合幕僚監部の内部文書です。 法案審議が始まった五月に克明な実施計画を作成。まるで戦前の「軍部独走」。戦争法案は撤回! http://t.co/OYgdUGyIeh 国会質問ムービーはこちら。 https://t.co/3B6xXtaQR8
— 小池晃 (@koike_akira) 2015, 8月 11
統合幕僚監部が「問題」なのではなく、内部資料を日本共産党が入手できたこととこれを問題視して「追及」としていること方が問題と考えられます。 大蔵省出身の中山なりあき元衆議院議員は、法案提出時点で、準備を始めるのは当然で、しない方が怠慢と述べている。
防衛省が安保法案の成立を前提とした部隊対応を検討していたと共産党から指弾され国会が空転している。省庁が法案を提出したら前後して実施要領を検討するのは当然であり、むしろしない方が怠慢というもの。身内の足引っ張りで弱気になった観のある政府与党だが、オタオタするな。早く体勢を立て直せ。 — 中山なりあき (@nakayamanariaki) 2015, 8月 11