加計学園獣医学部新設問題で、愛媛県が5月21日、3年前に柳瀬元総理秘書官が官邸で学園側と面会したことに関連し、
「平成27年2月25日、加計学園理事長が安倍総理大臣と面談し国際水準の獣医学部教育を目指すと説明した」等と記載されている。 さらにこの面談を受け同年3月「柳瀬氏から資料を提出するよう指示があった」
と記載された新たな文書を国会に提出した。

NHK

NHKが入手した文書には、当時、県が学園側から受けた報告の内容として、「平成27年2月25日、理事長が首相と15分程度面談。理事長から獣医師養成系大学空白地帯の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』とのコメントあり」と記載されています。
さらに、同じ年の3月に、学園と今治市が協議した結果の報告として「加計理事長と安倍総理大臣の面談を受けて柳瀬氏から資料を提出するよう指示があった」と記載されています。このほか、4月2日に総理大臣官邸で面会した際の柳瀬氏の発言をまとめたとするメモには、柳瀬氏が「獣医学部新設の話は総理案件になっている。なんとか実現を、と考えているので、今回内閣府にも話を聞きに行ってもらった」と発言したと記載されています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA