アニメ「戦姫絶唱シンフォギア」などで監督を務めた伊藤達文氏が、今年の5月に脳幹出血で死去していたと妻の いとうまりこ さんが7月1日に伊藤達文氏のTwitterで公表した。
まりこさんは「妻のいとうまりこです」との書き出しの後、「5月23日伊藤達文が脳幹出血のため亡くなりました」と夫の死去と死因を発表。「突然の事だったので気持ちが追いつかない日々でしたが、少しずつ落ち着いてきましたので報告させていただきました」と公表まで間があった理由を説明しています。夫のTwitterアカウントからフォロワーへ「今まで応援してくださった皆様、仲良くしてくださった皆様本当にありがとうございました」と感謝を伝えました。
達文さんは玉川達文として1980年代からアニメーションに携わり、古くは「まじかる☆タルるートくん」「ママレード・ボーイ」といった作品から、最近では「銀魂」「ぼくたちは勉強ができない」といった作品で演出や作画監督を担当し、2008年に同業者のまりこさんと結婚してからは伊藤姓を名乗っていました。
「シンフォギア」シリーズで楽曲制作、原作を手掛けた上松範康さんは、「伊藤監督はシンフォギアの根幹を作ってくださった恩人であり、答えの見えないオリジナルアニメの初めてを一緒に旅できた戦友」とツイート。「心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んでいます。
妻のいとうまりこです
5月23日伊藤達文が脳幹出血のため亡くなりました(享年55歳)
突然の事だったので気持ちが追いつかない日々でしたが、少しずつ落ち着いてきましたので報告させていただきました
今まで応援してくださった皆様、仲良くしてくださった皆様本当にありがとうございました
— 伊藤達文(シンフォギア 一期監督) (@Tastufumi_Itoh) July 1, 2020