除染袋回収の作業員 疲労で動けなく
福島県で先週の豪雨で川に流された除染廃棄物の袋を回収するため、山へ入った作業員5人が動けなくなり、消防や自衛隊が救助に向かった。
17日夜、福島県飯舘村で豪雨で流された除染廃棄物の袋を回収するため、7人の作業員が山あいを流れる川へ向かった。そのうち5人が疲労のため動けなくなったため、2人が下山して消防に救助を求めたという。
福島原発事故の除染廃棄物を入れた袋が豪雨で福島県飯舘村の川に流出した問題で、環境省は15日、314袋を(14日夜までに)発見し、そのうち少なくとも163袋が破損していた(そのうち151袋は中身が空だった)と発表している。