舞踏家和栗由紀夫さん(65)が、10月22日朝急逝した。
和栗さんは数日前に京都精華大学で開かれた公開講座に参加したばかりだった。
1952年東京生れ。戦後日本のユニークな舞踊として世界的に評価されている「舞踏」の創始者で土方巽直系の舞踏家。
1972年に土方に師事以降、数十年の舞踏暦を持ち土方没後、1990年より和栗由紀夫+好善社を主宰、東京を中心に群舞やソロの作品を発表し続けていた。
和栗由紀夫さんのアセンブリーアワーは無事に終了しました。迫力ある舞踏は素晴らしかったです。続くお話では舞踏や土方巽氏の舞踏についても理解を深めることができました。しめくくりは舞踏と美術との関わりについてです。(続く) pic.twitter.com/ySyu3IiUVv
— 京都精華大学_公開講座 (@garden_seika) 2017年10月20日
愛する舞踏家和栗由紀夫さんが、今朝急逝されました。享年65歳。
今年6月と9月に秋田で土方巽著[病める舞姫 完全写真化計画]でお会いして「いつでも連絡してきなよ!」と言って別れたのが最後になってしまいました。
1992年にお会いしてから兄貴的存在の大切な人でした。 pic.twitter.com/qeLCHNq3HC— ENKEN(写真家谷口雅彦) (@masa05271967) 2017年10月22日
【訃報】舞踏家、和栗由紀夫が急逝した。京都でトークと聞いていたので晴天の霹靂!出会って十数年間、麻布ディプラッツで上杉満代とデュオを踊ってもらった。土方弟子と大野弟子、当時考えられない、素晴らしい舞台だった。美学校でトークを行い本になった。ともかく切ない。男性舞踏家が斃れていく!
— 志賀信夫 (@butohart) 2017年10月22日
【合掌】舞踏家、和栗由紀夫。美学校講座で話してくれたことを元に『舞踏家は語る』(青弓社)を刊行。その出版記念会での和栗さんです。2014年4月13日。トークの際のミニワークショップもとってもよかった。敬意を込めて合掌。天国で土方さん、大野さん、石井さん、室伏さんらと。 pic.twitter.com/yXTlF1Z1iE
— 志賀信夫 (@butohart) 2017年10月23日