安倍総理が8月17日午前、東京都内にある慶応大学病院に入った。
官邸側は検診で、「心配するような話ではない」と説明しているというが入院説も流布されている。

安倍総理のかかりつけ医は以前から慶應病院の消化器内科の日比紀文教授と高石官均講師のコンビ。

「実は、日比先生に大変お世話になる一方で、セカンドオピニオンを求めて、別の病院に『浮気』したことがあります。党の国対副委員長を務めていた’98年前後のことです。ちょうど私の持病が悪化していた時期で、もし日比先生のところに行けば、まず間違いなく入院をすすめられるだろうし、そうなったら政治活動に支障をきたすと思い、入院だけはなんとしても避けたかった。
そこで、セカンドオピニオンを得るつもりで、都内のある病院を訪れて内視鏡で診てもらったところ、病状が非常に悪化していることがわかり、結果的には約3ヵ月間入院しました。その間、食事はできず点滴だけでしたから、現在70kgある体重が、45kgぐらいにまで落ちてしまいました。
しかも、いつまで経っても退院の見通しがまったく立たない。不安に駆られたのです。どうすればいいのか。そこで私は『浮気』してしまった手前、とても心苦しく、非常に気が引けたのですが、入院先から日比先生に電話を入れました。
すると日比先生は、『とにかくすぐに来るように』とあたたかく転院を受け入れてくれた。一度はよその病院を頼った私を再び快く受け入れてくれたのです。この時はほっとすると同時に、本当にありがたかったです。当時はまだセカンドオピニオンを前向きに捉えてくれない医師が多い中、日比先生は何よりもまず私の体調を真剣に心配してくれた」
現代ビジネス|講談社

安倍総理は7月に入ってからは控えていた夜の会合も解禁している。

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