東京都で8月2日、新たに292人の新型コロナウイルスの感染者が確認された。おととい463人、きのう472人と2日連続で400人を超え、過去最多を更新する等感染が拡大する中、封じ込め政策をとろうとしない安倍政権のコロナ対策に危惧する声

西村経済再生担当大臣は7月28日の会見で、政府の未来投資会議に、8人の民間議員を追加すると発表した。
未来投資会議はこれまで経済成長戦略などについて議論を重ねてきたが、新型コロナの感染拡大を受けた新たな社会像を議論するため、新型コロナ感染症対策分科会の会長を務める尾身茂氏、東京慈恵会医科大学教授の大木隆生氏、国際政治学者の三浦瑠麗氏らが加わる。

新型コロナ対策として「集団免疫獲得」を目指すべきとの主張を展開している大木隆生氏やかねてより、コロナ軽視発言を繰り返している三浦氏らのメンバー入りに危惧する声があがっている。


大木氏はテレビ東京系のWBSでも「今回のパンデミックのゴールは1つ、世界規模で集団免疫を獲得すること」と発言している。

WBS
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こうした政府の動きに対し、経済学者野口悠紀雄氏は、『「高齢者と基礎疾患保有者を見捨て」、健康な若者だけで社会、経済を回す」という考えが広がっているように思えてならない。』等とコメントしている。

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