海藻のあおさに含まれるラムナン硫酸にヒトコロナウイルスの抗体を増やす効果があることが、中部大学の河原敏男教授、中部大学大学院の林京子客員教授、江南化工、ラムナン研究所らの共同研究で分かった。
ヒトコロナウイルスと新型コロナウイルス、麻疹ウイルスやおたふくかぜウイルス、A型インフルエンザウイルス、エイズウイルスはエンベロープとRNAを持つ点で共通する。
ヒトコロナウイルスの代わりに同じくエンベロープとRNAを持つA型インフルエンザウイルスを用いて感染マウスに対するラムナン硫酸の効果を調べた。その結果、ウイルスに感染させたマウスにラムナン硫酸を与えたところ3日後のウイルスの量が半減した。マウスの体内にはラムナン硫酸を与えなくても一定量の抗体はできるが、ラムナン硫酸を投与すると抗体は7日で約1.5倍、14日で約2.3倍と大きく増殖したという。
-source:中部大学
あくまでマウス実験のため人間に効果があるかはどうかは未知数。
「ヒトコロナウイルスっぽいウイルス」を作成した結果、「アオサに含まれる一成分」が「マウスの体内で抗体を増やす作用がある」と確認された
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・実際のヒトコロナに効果があるとは言っていない
・人間の場合、たとえば「アオサを1日10kg食べないと抗体が増えない」可能性がある(マウスとの体重差) https://t.co/DFrakBMsxp— 遠野九重@『生産スキル』2巻発売中! (@Six315) February 24, 2020
アオサにコロナウイルス増殖抑制効果、みたいな話がトレンドに入っていますが、
● 新型コロナウィルスとは関係ない話
● 企業PRの一環の研究
● この研究グループは、他の食品でも似たような話を色々出しているあたりは押さえておいて下さい。
とりあえず明日アオサを買いに走る必要は無いです。 pic.twitter.com/8Frx4tbEms— Ayuha_m (@aymhtnk) February 24, 2020