韓国教員大生態研究院は12月23日、韓国から日本に飛来後に死んだコウノトリの死骸が焼却処分されたことを確認し、在韓日本大使館に文書を送り抗議した。
同院は「コウノトリは日本でも特別天然記念物に指定され保護されているにもかかわらず、沖永良部空港(鹿児島県)は当局に通知することなく任意で焼却処理した」と批判し、日本の文化財保護法に違反していないかどうかを検討し、結果を伝えるよう求めた。
9月に韓国西部の忠清南道・礼山で放鳥されたコウノトリは、11月24日まで南西部の全羅南道で生息していたが、25日に沖永良部島に飛来した。ノンストップで1077キロを飛行したことになり、関心を集めていたという。
しかし、26日にGPSからの信号が途絶え、先週になって同空港に着陸しようとしていた飛行機の気流に巻き込まれ死んだことが分かった。同院はコウノトリが焼却処理されたことを日本メディアの報道で確認した。
source:聯合ニュース
コウノトリは絶滅危惧種で日本でも韓国でも天然記念物に指定されていて、韓国では人工孵化させたコウノトリを放鳥する活動が行われているそうです。
日本でも兵庫県の施設等で野生に返す取り組みが進められており、施設からおよそ150キロ離れた徳島県鳴門市にまで飛来して巣作りを­しているコウノトリが見つかっている。

[徳島県鳴門市大麻町に飛来のコウノトリの捕食活動(2015-5-19)]

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