舛添要一知事記者会見(2014年2月12日)
これから防災ということをやらないといけないときに、小さな危機管理ですけども、新型インフルエンザの危機管理をやりました。例えば、関東大震災のときに流言飛語ってことで非常に困った、朝鮮人の虐殺なんていうことがありました。あれはやっぱり正しい情報が伝わらなかったんで、新型インフルエンザのときは、できるだけ、どんな時間でも新しい情報は伝えると。したがって、朝は6時、深夜は1時まで、何かあればお伝えするということで、メディアの皆さんも大変協力していただきましたし、細かく言うと、小さな子供たちに対しても、帰ったらうがいしてくださいよと、手を洗うときには、ここまで洗ってくださいよというようなことも、皆さんが解説していただいたんで、ほんとにそれが国民の団結につながって、日本は世界で最も新型インフルエンザの被害が少なかった国になりました。
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/TEXT/2014/140212.htm

舛添要一氏の東京都知事就任会見の冒頭、危機管理の心得を話した際、唐突に
『関東大震災のときに流言飛語ってことで非常に困った、朝鮮人の虐殺なんていうことがありました。』
と述べています。
しかし、これに関しては様々な説があるため、2013年から東京都教育委員会が発行する高校日本史の副読本「江戸から東京へ」では、記述から「虐殺」などの文言を修正することになった。
記述の書きかえは「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」に関する記述で、2012年度版は「大震災の混乱のなかで数多くの朝鮮人が虐殺された」としていたが、13年度版では「碑には、大震災の混乱のなかで、『朝鮮人の尊い命が奪われました』と記されている」とした。

朝鮮新報
2013.02.01
都教委高等学校教育指導課が、副読本の「誤解を招く表現」を再検討。朝鮮人虐殺の記述変更について、担当者は「いろいろな説があり、殺害方法がすべて虐殺と我々には判断できない。(虐殺の)言葉から残虐なイメージを喚起する」としている。

都庁トップが舛添氏ということで、再見直しの可能性もありそう。

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