原発事故のあと甲状腺がんと診断され、手術を受けた福島県の子どもやその保護者に支援団体とNHKがアンケートを行ったところ、がんの再発や将来などへの不安を抱えている人が8割近くに上りました。
原発事故を受けて、福島県が行っている甲状腺検査では、これまでに190人余りが、がんやがんの疑いと診断されています。NHKは、ことし8月、甲状腺がんの手術を受けた子どもまたはその保護者、合わせて67人に郵送でアンケートを行い、52人から回答を得た中で、今不安に感じていることがあるか尋ねたところ、「ある」という回答が77%に上った。
検査は現在3巡目で、これまでに190人余りががんやがんの疑いと診断され、このうち150人余りが甲状腺を切除する手術を受けている。

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