自衛隊が、厳しさを増す国際テロ情勢を踏まえ、テロの未然防止と発生時の対処について、各都道府県警と連携し、治安出動を想定した訓練を行っている。
2015年2月:自衛隊・北海道警

北海道警察との共同訓練
~治安出動を想定し連携を強化~
北海道警察函館方面本部と陸上自衛隊第28普通科連隊は、2月23日、陸上自衛隊函館駐屯地で共同訓練を実施した。
この共同訓練は、治安維持に関する協定に基づき、自衛隊と警察が綿密な連携を図ることが目的で、訓練には自衛隊約30名、警察約20名が参加し、緊急輸送、共同検問、捜索・鎮圧の3項目を訓練した。
(陸上自衛隊第11旅団)
http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/11d/activity/kunren_police2014.html

2015年2月:自衛隊・福岡県警

パトカーの先導で、陸自の軽装甲機動車部隊などが移動する訓練=写真=が報道陣に公開されたが、その後約4時間にわたる検問や鎮圧訓練などは非公開で行われた。
同駐屯地司令の野崎英二1等陸佐は「より実践に近い訓練にしようとしている。それぞれの特性を生かして連携していきたい」と話していた。
=2015/02/11 西日本新聞朝刊=

これらの自衛隊治安出動訓練に反対する活動を展開している革命的労働者協会(解放派)という団体が発行している機関紙の意見がすさまじい。
東日本大震災で救援活動を行った自衛隊、米軍が「全国から寄せられる物資の搬入を阻んだ」などと主張をしているのだ。

10・29 自衛隊治安出動訓練=「東京都合同総合防災訓練」粉砕闘争に決起
自衛隊の治安出動と戦時体制構築を粉砕せよ
1923年関東大震災時に当時の政府が真っ先に行なったのは、戒厳令布告と軍隊の出動である。そして、「流言・飛語」による朝鮮人大虐殺を軍隊が率先して凶行した。
3月11日の東北・関東大震災においても、自衛隊10万人が動員され、在沖米海兵隊が「トモダチ作戦」を展開し、主要幹線道路を封鎖し、全国から寄せられる物資の搬入を阻み、政府の情報統制を担ったのだ。
(中略)
くり返すが「防災訓練」とは、自衛隊の治安出動訓練であり戦時体制構築のための訓練である。
(中略)
朝鮮反革命戦争突入の危機が、一触即発の危機として立ち現われている。朝鮮反革命戦争を粉砕する革命的反戦闘争の爆発をかちとろう。この攻撃と一体となった反朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)―反共・排外主義攻撃を粉砕しよう。
http://www.kaihou-sekisaisya.jp/995/9951029tokyobousaikiji_base.html

 

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