沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐり、12月3日午前、名護市安和の琉球セメントの桟橋に、土砂運搬船が着岸、作業が始まった。
12月3日午前9時半過ぎから、名護市安和の琉球セメントの敷地内にあるベルトコンベヤーで土砂は運ばれ、そのまま運搬用の船に積まれています。#辺野古 #沖縄 #henoko #okinawa pic.twitter.com/OEHmssyIwq
— 琉球新報辺野古・ヘリパッド取材班(沖縄) (@henokonow) 2018年12月3日
琉球セメントは2007年まで宇部興産(本店=山口県宇部市)の関連会社で、現在も宇部興産の代理店業務を行う企業。宇部興産には岸信介元首相の長男岸信和氏も在籍していたという。
「1921年生まれの信和さんは3歳のときに小児麻痺を患い、終生、足を引きずっていました」
とは、政治部デスク。
「京都帝大を卒業後、身体的なハンデもあって政治の世界には馴染めないからと、宇部興産に入社。26歳のとき、元山口県議会議長で衆院議員も務めた田辺譲さんの次女、仲子さんと結婚した。実業の世界に身を置いたものの、父親の総理秘書官を務めていた義弟の安倍晋太郎さんが衆院選出馬で辞めたため、代役を引き受けた。でも、父親が総理を退任すると同時に政界を離れ、西部石油に入り、のちに会長まで務めています」
デイリー新潮