「失踪日記」で知られる漫画家の吾妻ひでおさんが10月13日、東京都内の病院で死去した。享年69歳。
吾妻ひでお(本名:吾妻日出夫)、かねてから食道がん治療中でしたが、2019年10月13日未明、都内の病院で永眠いたしました。享年69歳。ここに謹んでご報告申し上げます。合わせて永年の読者の皆様のご支援と励ましのお言葉に改めて御礼申し上げます。
— 吾妻ひでお (@azuma_hideo) October 21, 2019
吾妻さんは2017年3月に食道ガンが判明し、同年5月、手術を終え退院し、療養中と公表していた。
食道癌治療のため現在入院です。 pic.twitter.com/4hjFzvUDXG
— 吾妻ひでお (@azuma_hideo) 2017年3月31日
何もやる気ねーです pic.twitter.com/lUJHozMHcj
— 吾妻ひでお (@azuma_hideo) 2019年2月11日
自身の浮浪経験を元にしたノンフィクション作品『失踪日記』(2005年)が第34回日本漫画家協会賞大賞、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞などこの年のマンガ関連の賞を総なめにした受賞し、30万部超のベストセラーとなった。
主な作品は『失踪日記2 アル中病棟』『ふたりと5人』『やけくそ天使』『オリンポスのポロン』『不条理日記』『スクラップ学園』等。