大阪大学で物理学を教えているkikumaco氏が、2018年12月16日に「3・11後の健康を考える学生・子ども甲状腺エコー検査」を主催する東京学芸大学教育実践研究支援センターに対し、
『福島で甲状腺ガンが多く発見されているのは、高精度エコーによって潜在的な微小癌を発見してしまい、それらのうち、かなりの数が生涯にわたって症状を顕さないガンを見つけている「過剰診断」と考えられる』
との立場から、芸大で行われる予定のエコー検査は、
『受診者に利益がなく、害だけがあるような検査』
と断じ、国立大学である東京学芸大学のセンターが公式に主催するのは極めて無責任と批判している。
甲状腺癌には早期発見・早期治療が有効であるというデータはありません。有効性はないと考えられています。一方、過剰診断についてはデータがあり、過剰診断の危険が少なからずあると考えられています。そのような「利益がなく、害だけがある検査」を正当化することはできません
— kikumaco(12/10ベアーズ) (@kikumaco) 2018年12月3日
甲状腺検査を拡大しようとしている人たちは全員インチキですので、騙されないようにしましょう。無症状者への甲状腺スクリーニングの利益は立証されておらず過剰診断の害があるため、アメリカ医学界は非推奨、IARCも非推奨。非推奨であることを明言せずに検査を勧めるのは悪質な倫理違反です
— kikumaco(12/10ベアーズ) (@kikumaco) 2018年12月2日
たとえば、今話題になっている東京学芸大での甲状腺検査も「インチキ」以外のなにものでもありません。甲状腺検査が実は非推奨であることを明言しないで行われる検査は全て悪質なインチキと考えて間違いありません。騙されないようにしましょう。国立大で行われようが、インチキはインチキです
— kikumaco(12/10ベアーズ) (@kikumaco) 2018年12月2日
小金井市教育委員会にも聞きますかねえ
— kikumaco(12/10ベアーズ) (@kikumaco) 2018年12月3日
後援の小金井市長にもメールしてみますかね
— kikumaco(12/10ベアーズ) (@kikumaco) 2018年12月3日
また、元原発作業員の男性も人の不安につけ込んで利用しようとしていると批判している。
今更甲状腺検査なんてやろうとしてる団体は、人の不安につけ込んで何らかの主義主張に利用しようとしていて、酷い場合はマルチ商法やカルト信者勧誘まがいの活動に引きずり込まれる恐れがありますから、くれぐれもご注意ください。#クソ検査にリンクは貼らない
— 竜田一人 (@TatsutaKazuto) 2018年12月2日