今日11月26日は語呂合わせで「いい風呂の日」だが、消費者庁は、入浴中に溺れて亡くなる事故が増えているとして注意を呼び掛けている。
おととし1年間には全体で5228人が亡くなり、そのうち4821人が高齢者で、平成23年以降、「交通事故」による死亡者数より多くなっているという。

高齢者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数の年次推移|消費者庁
高齢者の「不慮の溺死及び溺水」による死亡者数の年次推移|消費者庁

消費者庁が発表した資料によると、平成22年度の高齢者の家庭の浴槽における死亡者数は3580件で、交通事故死の3803件を下回っていたが、23年に浴槽における死亡者は4148件となり、交通事故死の3438件を上回った。その後も増え続け、おととし28年は交通事故死3061人に対し、浴槽における死亡者は4821人と大幅に上回るようになっている。
 

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