勁草書房が11月27日、表現規制派のジャーナリスト、メディア学者として知られる渡辺真由子氏の著書『「創作子どもポルノ」と子どもの人権』について、重大な無断転載の事実が判明したとし、読者、関係者に謝罪すると共に同書を絶版・回収すると報告した。既に購入した読者には、書籍を回収のうえ返金するという。
(勁草書房:http://www.keisoshobo.co.jp/contact)

某法学者の方が拙著『「創作子どもポルノ」と子どもの人権』をお読みに。「男性中心社会日本で、学者や実務家の中に『表現の自由』を隠れ蓑にして、『子どもの人権』を蔑ろにする風潮が強いことを危惧しています。多くの人に読まれることを祈念しています。」とのご感想。有難うございます!

— 渡辺真由子 (@mayumania) 2018年10月9日

この著書は、博士論文をまとめ直した体裁とのことで、学位の授与まで波及する可能性も。
同書の問題点を指摘していた人のTwitter↓


約3段落に渡って、自分が書いたかの如く渡辺真由子氏が利用した証拠があるとし、渡辺真由子 ”「創作子どもポルノ」と子どもの人権 ”の剽窃と題したページを作成、剽窃、著作権侵害の箇所を指摘している。勁草書房はこれを受けて、調査、絶版・回収を決断したようだ。


剽窃1/渡辺真由子”「創作子どもポルノ」と子どもの人権 ”/文献
剽窃1/渡辺真由子”「創作子どもポルノ」と子どもの人権 ”/文献

+追記
絶版・回収対応を受け渡辺真由子氏が

当方と致しましては、無断転載の意図は一切ございません。
しかしながら結果的にこのような形で出版がなされたことにつきまして、慚愧に堪えず、著作権者様側には直ちに謝罪させて頂きました。
関係各位にもお詫び申し上げます。
https://mayumedia.blogspot.com/2018/11/blog-post_28.html?spref=tw

とのコメントを発表した。

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