まとめサイト「保守速報」の記事により、名誉を毀損されたとして在日朝鮮人の女性が訴えていた裁判で、最高裁第三小法廷(宮崎裕子裁判長)は12月11日付で、保守速報側の上告を棄却、損害賠償200万円の支払いを命じる判決を下した。BuzzFeed Newsが速報。
BuzzFeed News
「まとめ」は「独立した別個の表現行為」
保守速報側は裁判で、記事は2ちゃんねるにあった「第三者による複数のレスで構成」していたとして、名誉毀損などの不法行為には当たらないと主張していたが、大阪高裁は「まとめる」という行為を「独立した別個の表現行為」で「ブログ記事の掲載行為は、新たな文書の『配布』である」「素材は2ちゃんねるにあるとしても、情報の質、性格は変わっている」と指摘していた。
保守速報継続へ
判決後、保守速報継続を表明。

保守速報

大阪市がヘイトスピーチに当たるとして、キムチ速報、笑韓ブログの記事を公表
同種のまとめサイトでは大阪市が先月20日までに、記事がヘイトスピーチに当たるとして、大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例に基づき、「キムチ速報」と「笑韓ブログ」の記事を指摘している。
大阪市
大阪市

該当記事は大阪市の要請を受けたプロバイダーにより現在削除されている。

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