ロイター通信は12月14日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が1971年から2000年代初めにかけて、ベビーパウダーに発ガン性があるアスベストが混入した事実を把握しながら、隠ぺいしていたと報じた。
ロイターが調べた内部文書をにとるとJ&Jは1970年代からベビーパウダーの原料となるタルク(原料滑石)の試験で含まれていたことを把握していたが関係者はFDA(米食品医薬品局)に報告しなかったという。
J&Jを巡っては、アスベストに汚染されたタルクを原料に含むベビーパウダーを使用したことでガンになったと主張する消費者が、J&Jを相手取って訴訟を起こしている。
Baby Powder Can Cause Cancer
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