投資家ジム・ロジャーズ会長が4月22日、韓国釜山市の釜山大学で開かれた「朝鮮半島の統一と未来」というテーマの特別講演で、
「韓国は世界で最も興味深い国になるだろう」
「統一韓国に世界の投資家たちが集まる」
「日本に行った韓国の若者は韓国に戻るべき」
と述べた。

ジム・ロジャーズ氏「統一韓国は機会の地…日本に行った若者は韓国に戻るべき」

ニューヨークの自宅を売ってシンガポールに移住したという彼は、「19世紀は英国の時代、20世紀は米国の時代だったとすれば、21世紀にはアジアが重要になる。韓国にも、もうすぐ38度線がなくなり、8千万人口と北朝鮮の資源が伴うだろう」とし、統一した韓国の未来を楽観視した。
ジム・ロジャーズ氏は、ウォーレン・バフェット氏やジョージ・ソロス氏とともに、世界3大投資家に挙げられる。1942年に米国アラバマ州で生まれ、エール大学とオックスフォード大学のベリオール・カレッジ(Balliol College)で歴史学や哲学、政治学、経済学を学んだ後、米国金融家の心臓であるウォール街でキャリアを積んだ。1969年、ウォールストリートの投資会社で共に働いていたジョージ・ソロス氏とヘッジファンド「クォンタム・ファンド」を設立し、10年間にわたり4200%という驚異的な収益率を記録して、世界的な投資家として名を馳せた。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/33302.html

数年前から「非武装地帯近くの土地を買わなければならない。全財産を北朝鮮に投資する」と公言したロジャース氏は、北朝鮮の投資価値を強調。北朝鮮を数回訪問したロジャース氏は、
「統一した韓国と北朝鮮は機会の地だ」
「ビジネスチャンスをつかむためには、可能性のある場所を確保しなければならない。釜山からロンドンまで車で行けるなど、朝鮮半島のすべてのインフラが変わる。11歳と6歳の娘たちに中国語を教えてきたが、これからは韓国語を覚えさせるつもりだ」
「統一が実現し、境界線がなくなれば、韓国の国際的地位も変わるだろう。韓国の歴史や食べ物、建物、美しい風景を、世界の人々が楽しむだろう。日本にいる韓国の若者たちは韓国に戻って機会をつかむべきだ」
と助言している。

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