5月17日、日本維新の会、立憲民主党、国民民主党、共産党、社民党等の野党が『戦争』発言の丸山穂高議員に対する辞職勧告決議案を国会に提出した。丸山議員を除名し、辞職を促してきた維新の協力要請に応じた形だ。
一方、与党側は慎重な姿勢で、態度を保留した。
その丸山議員に対し、17日放送のAbemaTV『AbemaPrime』で
「丸山が電話に出ない。孤立させるのではなく、再生のチャンスを」
「まず、一緒に診断を受けてみよう。一人じゃない。アルコールの問題を抱えている人は日本に何百万人といる。そういう仲間と一緒に道を歩んでみないか」
と涙を浮かべて訴えたのが、元経産官僚の宇佐美典也氏だ。
宇佐美氏は丸山議員と同じく東大経済学部卒、経済産業省の1年先輩に当たる。

「丸山が電話に出ない。孤立させるのではなく、再生のチャンスを」 丸山議員への辞職勧告に東大‐経産の先輩が涙の訴え
「丸山が電話に出ない。孤立させるのではなく、再生のチャンスを」 丸山議員への辞職勧告に東大‐経産の先輩が涙の訴え

東大経済学部と経産省で1年先輩だった宇佐美氏とは親しかったわけではないが一緒に働いた仲間として思い入れはあるという。

『もはや公知といっても良いと思うが、丸山がいわゆる「酒乱」であることは間違いない。』(宇佐美)
『詳細は差し控えるが経産省時代も大きなトラブルがあった。議員になってからも度々不祥事があったことは既報通りである。つまり彼は酒で数限りない失敗をし続けている。』(宇佐美)
丸山穂高について:宇佐美典也のブログ

彼に断酒が必要なことについては衆目一致していたようだ。

宇佐美氏は
このまま日本中からバッシングされている状況で丸山が辞めたら、
『食い詰めることは間違いない。なので、仮に所属政党であった維新が丸山に辞職を求めるなら、一方で辞職後に断酒・回復に向かう道を示す責任があるように思う。』
と維新がフォローするよう提案している。
しかし、そうなっておらず、

いずれにしろ今の丸山は、どんどん孤立に向かっており大変まずい状況であると思う。孤立するとまた酒に向かうという負のスパイラルが始まりかねないし、酷い場合は自殺する。永田元議員の自殺に国会が何も学ばないなら悲しすぎる。
丸山穂高について:宇佐美典也のブログ

辞任はやむなしという流れの中で、宇佐美氏は単に放り出すというのではなく、元仲間として維新によるケアとフォローが必要と訴えている。

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