大阪市西成区の歓楽街・飛田新地で売春に使われた店の賃貸料を暴力団側から受け取ったとして、大阪府警は12月3日、「スーパー玉出」の創業者前田託次容疑者(74)を組織犯罪処罰法違反容疑で逮捕した。府警は今年5月、女性従業員に売春相手を紹介したとして、山口組系極心連合会(東大阪市)の元幹部とその内縁の妻らを逮捕し、捜査を続けていた。店は元幹部の内縁の妻が経営、前田容疑者側が店舗の所有権を持っていたが府警は、前田容疑者が売春に使われると知りながら店舗を貸し、賃料を得ていたとみて、逮捕した。
via 朝日新聞デジタル
前田容疑者は激安スーパーとして知られるスーパー玉出を1978年に創業。40店以上展開していたが、今夏にスーパー事業を売却していた。前田容疑者は自らテレビCMやバラエティー番組に出演する名物社長として知られていた。
これが大阪名物スーパー玉出
5月に売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは極心連合会若頭 浅野俊雄極闘会会長とその内縁の妻。
飛田新地の店舗は会長の内縁の妻が経営。5月21日、この事件の関係先として極心連合会の本部に家宅捜索が入った。2018年11月29日、極心連合会若頭の判決公判が開かれ、裁判長は懲役1年・執行猶予3年の判決を下ったばかり。
極心連合会
極心連合会は橋本弘文こと姜弘文会長が『FRIDAY』(2011/9/23)に島田紳助とのツーショット写真が掲載された際も話題に。