作家津原泰水氏が自身の公式Twitterで著書『ヒッキーヒッキーシェイク』の文庫版の版元が幻冬舎から早川書房へと移ったプロセスについて、同氏が百田尚樹氏のベストセラー、『日本国紀』を批判していたことから、
「『日本国紀』の販売のモチベーションを下げている者の著作に営業部は協力できない」
「我が社の営業部は『日本国紀』を批判する作家の本は売らない」
と言われたと明かした。
本当ですよ。だから幻冬舎文庫4月刊がハヤカワ文庫6月刊になった。出版社間の作品の取合いと誤解されないよう、沈黙していました。見城さんは人格者だしツイッターアカウントもお持ちなので、問えば正直に答えてくださるでしょう。「我が社の営業部は『日本国紀』を批判する作家の本は売らない」と。 https://t.co/yb7mFf04f9
— 津原泰水 (@tsuharayasumi) 2019年5月14日
文庫版『ヒッキーヒッキーシェイク』の版元が幻冬舎から早川書房へと移るプロセスに於いて、むろん忿懣や悲しみはあったものの、僕は幻冬舎および『日本国紀』関係者の責任は追及していない。にも拘わらず、いま嫌がらせを仕掛けてくる百田ファンは、彼らの立場を悪くしているだけではなかろうか?
— 津原泰水 (@tsuharayasumi) 2019年5月14日