女優の菊池桃子が11月4日、自身のブログを更新し、再婚を発表した。
お相手は経済産業省で経済産業政策局長を務める新原浩朗氏とのこと。
菊池が民間議員に選ばれていた「一億総活躍国民会議」で知り合いったということです。
菊池は1995年にプロゴルファーの西川哲選手と結婚したが、2012年に離婚していた。

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働き方改革主導した元内閣府政策統括官

新原浩朗氏は安倍総理に近い経産官僚とされ、内閣府政策統括官として、働き方改革を主導、2018年7月に経済産業政策局長に就任していた。

朝日新聞デジタル
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ドキュメント 「働き方改革」 (平成最後の大「改革」の内幕を暴く!) 
澤路 毅彦(著), 千葉 卓朗 (著), 贄川 俊 (著)

【いったい誰のための改革なのか? 政権の深層に迫る! 】
官邸主導ですすめられた平成最後の大改革“働き方改革関連法”。
国民生活に大きな影響を与えるこの重要法案は、
政府・経団連・連合との間の水面下のやりとり、
さらに「データ改ざん問題」などに象徴される多くの問題を抱えながら成立した。
朝日新聞取材チームが紙面に書けなかった“法案可決”の舞台裏を暴く!

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——実現会議を取り仕切ったのが、内閣官房の働き方改革実現推進室の事実上のトップとなった新原である。
実現推進室のスタッフは、常駐、非常駐合わせて約四〇人体制。このうち厚生労働省が一五人ほどを占めたが、
経済産業省、文部科学省、内閣府、法務省、財務省、総務省と霞が関の様々な省庁が人を出した。
新原は、実現室の職員に恐れられていた。
有無を言わせない部下への命令と厳しい叱責は日常茶飯事。新原に意見を言おうものなら、「ボロカスにおとしめられる」(経験者)。
すべての情報が新原に集まり、そのほかのメンバーには一部の情報しか伝えられないという、「分断統治」が敷かれた。
こうした状況で働くメンバーの一人が、あるとき「新原さんに従わないと銃殺されますから」と周囲に漏らすと、「笑えない話」として霞が関に瞬く間に広がった。
新原は次第にこう呼ばれるようになった。

「将軍」

当時、多くの官僚が新原のことを「将軍」と呼び、取材でも「将軍」と言えば通じた。——(中略)——
新原と仕事をした官僚や有識者、政治家らの「新原評」は真二つに分かれる。
「あんなパワハラ体質の人物が、働き方改革を担当していること自体が、ブラックジョーク」(実現室スタッフ)「全ての行動原理は、自分のポイントが稼げるかどうか。
他人を自分のポイント稼ぎのための『駒』としてかみていない」(経産省官僚)など、多くは新原の強引な手法を批判する。
反対に「官僚では珍しく、自分の意見を主張する。議論をしたいと思わせるタイプ」(経済学者)
「あの交渉力なくして経済界との話はまとめられなかった」(厚労省官僚)などの評価もある。
恩讐が入り交じったこんな声もあった。
「たしかに厳しく叱責されるのだが、時折、ねぎらいの言葉をかけられる。そういう『人心掌握術』にも実はたけている」
働き方改革実現会議は毎回約一時間。メンバーの発言時間は事前に約二分と決められ、
発言も事前に用意した内容を読み上げるケースが多い。メンバー同士のやりとりや議論は皆無。
安倍首相ら居並ぶ閣僚を前に、各メンバーは自分の発言時間以外は黙って、他人の発言を聞くだけだった。
さらに、会議当日の席順も「新原が決めていた」(経済省庁の官僚)。 政府が開くこうした会議を官僚が事前に調整するのは、霞が関の常識ではある。
しかし、メンバー同士の議論も封じて、あらゆることを事前に決める新原の手法は際立っていた。
次第に実現会議は「御前会議」と揶揄されるようになった。 報道対応も新原が仕切った。会議の前は事後に毎回開かれる記者向けのブリーフは、基本的に新原が一人で行った。
記者ブリーフィングには、実現会議に関わる各省庁の官僚がずらりと出席しているが、新原が自分以外の官僚に発言させることはめったになかった。
会議後には毎回、働き方改革担当相である加藤も記者会見を開くが、内容は手元の資料を読み上げるだけ。
その後に新原のブリーフィングがあるため、記者も加藤にはほとんど質問をしない。
ある官僚は、実現会議の状況をこう皮肉った。
「新原による、新原のための、新原絶賛劇場」———

(1章「将軍と呼ばれた男」より)

菊池桃子と新原局長の結婚のニュースに国会議員や元官僚らが微妙な空気感のコメントを続々発表。

甘利氏の野蛮人とのコメントは。
菊池桃子がボーカルを担当していたロックバンド「ラ・ムー」が「Tokyo野蛮人」という曲を出していることに引っ掛けてのコメントかもしれません。
Tokyo野蛮人 ラ・ムー(菊池桃子)

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