兵庫県宝塚市で、バブル崩壊後に社会に出た「就職氷河期世代」に限定した職員を採用するための最終試験が行われている。宝塚市はことし8月、30代半ばから40代半ばの「就職氷河期世代」を支援しようとこの世代に限定して正規職員を3人程度募集したところ、全国から1635人が受験し、倍率が545倍に達した。
11月4日に実施された最終試験には筆記試験などを通過した20人が参加、採用者は、来年1月1日付で正規職員となる予定という。
このニュースにSNS上ではいい取り組みだが、「砂漠に一滴の水を垂らすようなもの」で東京五輪等に大金をつぎ込むよりも国が率先して対策すべきだとの声も。
宝塚市「砂漠に一滴の水を垂らすようなものだが」氷河期世代限定の正規職員採用
📢Olympicに3兆円も使い、カジノ・万博など企業向けにばら撒くのでなく国は率先して対策すべきだ
👉非正規雇用で内部留保を貯め込む企業にも氷河期世代にまともな雇用を保障すべき責任がある❗️https://t.co/WpDkOeG8FH— 脇田滋 (@for_decent_work) 2019年11月4日