東京大学 東洋文化研究所 安冨歩教授が、簡単には離婚できないのが日本の結婚制度下で、どうしても結婚したという若者に薦めているものとは……
『結婚の際に、離婚届にも一枚ずつサインして、交換しておくこと。その提案を拒否する相手はヤバいから結婚しないほうがいい』とのことだ。

「私自身かつては、普通に結婚するのは当たり前のことだと思い込んでいた。けれどそれは、私が当時展開していた思想からしても、随分おかしなことだった。実際、今のパートナーは、私がそうする姿を見て、奇妙なことをするな、と思っていたそうです。
しかし、当たり前だと思い込んでいると、まぁいいや、みたいな感じで、ズルズルっとトコロテンみたいに『結婚』へとなだれ込んでしまい、子どもを作ってしまう。それは今思えばとても恐ろしいこと。
こんな恐ろしい失敗を犯さないために、私と彼女とが、どうしても結婚するという学生や若い人に薦めているのはね、結婚する時に、離婚届にも一枚ずつサインして、交換しておくこと。“縁切寺”を自分で用意しとく。その提案をして、ヤダって言われたら、その相手はヤバいから結婚しないほうがいい」

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