2016/1/23付日本経済新聞夕刊より。

心優しき劇場マン逝く 編集委員 古賀重樹
2000年代の初め、記者が東京勤務に戻り、彼がミニシアターBOX東中野の支配人を辞めてしばらくたったころだ。大手町のビル街で山崎陽一さんにばったり会った。

山崎さんはBOX東中野支配人の他、映画『アンモナイトのささやきを聞いた』(1992,山田勇男監督、出演サエキけんぞう他。)、『プ』(1995,山崎幹夫監督、出演:田口トモロヲ、緒川たまき他。)のプロデューサーも務めた。

映画『風の波紋』
2015年12月16日
訃報です。
本映画で編集アドバイザー(クレジットでは「編集協力」)として大きな役割を演じてくれた山崎陽一さんが、昨夜都内の病院で亡くなりました。まだ60歳の若さでした。
10月の山形国際ドキュメンタリー映画祭での上映時には他のスタッフと一緒に舞台挨拶に立ち、毎晩元気に深夜まで飲み歩いていました。しかし先月末、自宅で晩酌をしている途中に突然の脳内出血で倒れ、すぐに救急搬送されるも意識不明の重体の状態が続いていました。
山崎さんには前作『チョコラ!』の時から編集アドバイザーとして小林組に参加してもらい、今では欠かせない存在となっていました。
https://www.facebook.com/kazenohamon.movie/posts/465561166961624

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA