集団的自衛権の行使を可能にすることなどを盛り込んだ安全保障関連法は、9月19日未明の参議院本会議で採決が行われ、自民、公明、次世代の党などの賛成多数で可決され、成立した。
最初に主要各党による討論が行われ、民主党の福山幹事長代理は、「日本では、少なくとも40年以上、総理大臣や閣僚が、集団的自衛権の行使はできないとしてきた。歴史の歩みを軽んじ、法的安定性を壊すことに、なぜこんなに鈍感なのか。法案は、立憲主義、平和主義、民主主義を守ってきた戦後70年の歩みに背くもので、違憲であり反対だ」と述べ、国会前では『福山頑張れ!』 『福山頑張れ!』のコールが鳴り響いていた。


一方、賛成の立場から自民党の石井参議院国会対策委員長代理が「日米同盟をより強固にして戦争を未然に防ぎ、わが国の安全を、より確実なものにできる。」と述べ、速やかな成立を訴えた。

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