韓国「百済歴史遺跡地区」世界遺産登録決定
ドイツ・ボンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は7月4日、韓国推薦の「百済歴史遺跡地区」の世界文化遺産登録を決定した。
百済歴史遺跡地区は百済の古都のうちソウルを除く忠清南道の公州・扶余、全羅北道・益山にある8遺跡。
韓国が推薦する「百済歴史遺跡地区」の登録に際しては、6月21日に開かれた日韓外相会談において、両国の推薦案件が共に登録されるよう協力することで一致したことから、日本代表は全面支持を表明した。
(unesco.org)

日韓外相会談|外務省
日韓両国は,世界遺産委員会の責任あるメンバーとして,同委員会の成功に向けて協調し,「明治日本の産業革命遺産」と「百済歴史地区」という両国の推薦案件が共に登録されるよう協力していくことで,完全に一致した。

「明治日本の産業革命遺産」は5日審議に先送り
一方、同4日に予定されていた日本推薦の「明治日本の産業革命遺産」の登録審査は持ち越された。
日韓協議の難航が延期理由とみられ、「官営八幡製鉄所」を抱える北九州市や「軍艦島」がある長崎市では韓国へ不信感が出ているという。

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