費用を県が補助する秋田韓国交流促進事業費補助金の修学旅行枠が平成19年度にできて以来、韓国への修学旅行が増加し、ピーク時の23年度に28校、24年度に26校が韓国に修学旅行に行っていた秋田県の学校ですが、秋田県教育委員会会議録によると、県の学術国際政策課と観光課に韓国の方がいるという。

平成22年第5回秋田県教育委員会会議録
【佐藤委員】
これまでの教育施策に関わる主な成果と課題について、世界に羽ばたく気概の醸成の中に、海外修学旅行の実施がありますが、海外への修学旅行が増加傾向にあるようです。行き先はどこが多いのでしょうか。
【高校教育課長】
行き先として多いのは韓国です。韓国には日本の高校と交流できる進学校や工業系の高校が多く、交流によって互いに良い刺激を得ることができることから、韓国を行き先として選ぶ高校が多くなっています。
その他の行き先として、シンガポール、ハワイ及びオーストラリアなどもあります。
海外旅行は昨年の新型インフルエンザの影響やSARS等の状勢に左右されることもあり、昨年は2校が国内旅行に変更しています。
【佐藤委員】
高校以外にはどのような場所に行くのでしょうか。
【高校教育課長】
歴史的な史跡や珍しい自然環境がある場所を訪問しているようです。また、事前に調べた上で現地を自由に見て回ることもあります。そのような体験は英語の必要性に気付くきっかけになっていると考えております。
【佐藤委員】
日本と中韓では歴史認識が異なりますが、それによって生徒に影響がないよう配慮はされていますか。
【高校教育課長】
海外修学旅行の実施にあたっては外務省への届出も行っております。そのため、現地では日本人としての誇りを持った上で行動すること、相手国への侮辱行為を行わないことなど、基本的な事項を指導した上で実施しています。
【教育長】
佐藤委員のご指摘は反日教育に対する心配があってのご発言だと思うのですが、韓国側の配慮もあり、そのような場面に出くわすことはありません。
韓国に訪問した場合、サムスン電子の工場見学を実施している高校もあり、最先端の技術を見てきています。
【高校教育課長】
秋田県の学術国際政策課と観光課に韓国の方がおり、理数科の高校生が研究発表をする際にその方たちがサポートしてくださったことがあります。
その際に、反日教育については大丈夫なのか確認したところ、韓国として観光は大事にしたいし、韓国に研修に来てくれる高校生を排除したくないという思いがあるため、韓国側でも政治的な動きはあっても、配慮する体制づくりがなされているとのことでした。
(pdf)秋田県教育委員会

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