韓国は今回の契約で55年間の国内の原子力研究開発の歴史で初めての原発技術をヨーロッパに輸出することになった。 大統領府は同日午前、朴槿恵大統領と国賓訪問中のビルロム – アレクサンダー·ル·オランダ国王が出席した中で、これらの内容の契約署名式を開催したと明らかにした。 オランダの研究用原子炉の改善事業は、デルフト工科大学で運営されている研究用原子炉を改造し、冷中性子研究施設を2018年初めまでに構築することで、契約金額は250億ウォン（1千900万ユーロ）に達している。 韓国原子力研究院コンソーシアムは、6月のグローバル原子力企業であるフランスのアレバ（AREVA）とドイツヌケム（NUKEM） – ロシアニケト（NIEKET）コンソーシアムとの熾烈な競争の最後に、その事業の優先交渉対象者に選定され、来年5月から本格的な建設施工に着手して2018年初めまでにインストールおよび試運転を完了する計画である。 これと共に韓国原子力研究院とデルフト工科大学は、この日の放射線安全と原子炉技術の開発、研究用原子炉、放射性廃棄物管理、放射線·核医学·同位体技術、ナノ物質利用などの研究協力を強化する覚書（MOU）も別途締結した。 なお、オランダが今後推進する予定であるもう一つの研究用原子炉の交換事業であるパラスプロジェクトと関連して、私たちの機関に参加する機会を提供していてくれることをオランダ側に要請したと、大統領府は伝えた。 パラスプロジェクトは、NRG研究所が運営する研究用原子炉を交換する事業で、来年上半期以降の建設敷地購入と国際入札が開始されると予想される。 これと共に、両国は韓国脳研究院とオランダの脳銀行間脳疾患組織と切片共有、神経組織学および病理学の専門家の養成などを盛り込んだ、脳の分野の研究協力MOUを締結した。 また、農業と水資源の分野では、4日、ソウルプラザホテルでオランダ農食品関連の革新企業が参加する農食品分野のセミナーを開催し、韓国水フォーラム（KWF）とオランダ水パートナーシップ（NWP）間の協力MOUを締結し、水産業の海外進出の経験が豊富なNWPを介して、両国の水関連企業の第3国共同進出を模索することにした。 エネルギー分野では、洋上風力団地の造成などの再生可能エネルギー分野での協力を拡大し、韓国の北東アジアオイルハブ事業に参加したオランダの企業を通じて、両国企業間の互恵的な協力を続けて推進することにした。
連合ニュース(translate.google)
原文:yonhapnews(韓国語)